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【’26夏】霞ヶ浦高校ベスト16。阿見町で観るなら、パブリックビューイングへ

どうもこんにちは! 阿見町議会議員の 筧田かけひだ さとし です。

霞ヶ浦高校が、甲子園の3回戦へ進みました。

ベスト16です。今年の地方大会に参加したのは、全国3,363チーム、3,662校。その夏が、いま16校まで絞られています。そのなかに、阿見町にある高校がいます。

7月25日の茨城大会決勝は、常総学院と9対7の打ち合い。取っては取られ、取り返して、2年ぶり4度目の切符をつかみました。8月9日の1回戦は中京(岐阜)に逆転で6対3。そして8月14日の2回戦、鳴門渦潮(徳島)に5対1。

この2勝が、どれだけ大きいか。今回が春夏通算5度目の甲子園です。これまでの勝利は、2024年夏の智弁和歌山戦(5対4)、ただ一つでした。学校が甲子園で初めて勝ったのが、たった2年前。それが、この夏だけで2つ。ひとつの大会で2勝は、春夏を通じて学校史上初めてです。

歴史が、更新されました。それも、この夏に。

試合も見事でした。二回に野口空真選手(3年)の中前打で先制し、三回は菊地勇一選手(3年)の走者一掃3点三塁打などで一挙4点。先発の左腕・小林将大選手(3年)が5回1失点で試合をつくり、六回から継投した背番号1・稲山幸汰選手(3年)は、何度も得点圏に走者を背負いながら、一点もやらずに投げ切りました。

次は8月16日(日)の第4試合、午後3時30分開始。相手は横浜(神奈川)。2025年春のセンバツを19年ぶりに制した優勝校で、この日は日南学園に10対1です。

強い。文句なしに強い相手です。だからこそ、面白い。

三度、町は応援席を提供!

そして、この試合と同じくらい記録しておきたいことがあります。町の動きです。

阿見町は、この夏、三度パブリックビューイングを開いています。7月25日の県大会決勝、8月9日の甲子園1回戦、8月14日の2回戦。甲子園の2試合はどちらも中央公民館ロビーでした。しかも16日、四度目があります。

大画面を出すだけの話に聞こえるかもしれません。実務としては、まったく違います。勝ち上がるたびに、会場、人員、放映、周知、当日の運営を、短い期間で組み直さなければならない。しかも高校野球は日程が動きます。雨で一日ずれる。前の試合が延びて開始が遅れる。予定を立てた端から、前提が変わっていく催しです。

町の告知を見ると、2回戦の案内が公式ページに載ったのは8月13日。試合はその翌日でした。3回戦にいたっては、勝った翌朝の15日にはもうメールで案内が届いています。勝ち上がりが決まってから会場を開けるまで、それだけしか時間がない。

それを、三度。しかもお盆のさなかに。

行政の仕事は、うまくいっているときほど誰の目にも留まりません。今回のこれは、地味ですが、間違いなくいい仕事です。

この町は、もともとロビーで応援する町だった

ただ、なぜ町はこんなに速く動けたのか。ここに、阿見町ならではの事情があります。

阿見町には、二所ノ関部屋があります。72代横綱・稀勢の里、いまの13代二所ノ関親方が2022年に開いた部屋で、町に相撲部屋ができたのはこれが初めてでした。そしてこの部屋から、横綱・大の里関が出ています。

町は、その取組を何度もパブリックビューイングで流してきました。2024年夏場所、大の里関が初優勝したときは約120人。同じ年の秋場所では150人を超えました。春場所の千秋楽にも、人が集まっています。

つまり阿見町にとって、「ロビーに大画面を出して、町の人と一緒に応援する」は、この夏に思いついたことではありません。二所ノ関部屋とともに、何度も繰り返してきた作法です。

だから速い。会場の設営も、放映の段取りも、何人来るかの見当も、町にはもうある。今回の三度は、その積み重ねの上に立っています。

これは、なかなか得がたい町の資産です。

(なお、相撲のときの会場は本郷ふれあいセンターでした。今回の甲子園3回戦は中央公民館です。お間違えなく)

家で観られるのに、なぜ集まるのか

正直に書けば、試合はテレビでもスマホでも観られます。画質もいい。解説もつく。トイレにも自由に立てる。

それでも人が公民館に集まるのは、点が入った瞬間、隣の人と一緒に声が出るからです。

決勝の日、私が見た限りでは30人ほどが同じ画面を見ていました。数としては、大きくありません。けれど、9対7の打ち合いです。点が入るたび、あちこちから一斉に声が上がる。30人が同時に「あー!」と言う場所が町にあるのと、ないのと。まるで違います。一人で観ていたら、その声は出ない。出ても、部屋の中で消えます。

人口51,007人(’26/08、常住)の町で、町じゅうの関心が一つの出来事に集まる瞬間は、そう多くありません。お祭りと、選挙のとき。あとは、災害が起きたとき。そこに、この夏「高校野球」という一本が加わりました。

ちなみに甲子園球場の収容人員は47,359人。町民が全員押しかけても、入りきりません。

しかもこれは、町がお金をかけて呼んできたイベントではありません。町にある高校の選手たちが、自分たちの力でつくった時間です。町が主役になったわけでもない。町がしたのは、その時間を「一人で観る」から「みんなで観る」に変える場所を用意したこと。ただそれだけ。

その、ただそれだけが、大きかった。

公共施設の値打ちは、貸室の稼働率だけでは測れません。人が集まる理由が生まれたときに、そこを地域の共有空間としてすっと差し出せるかどうか。もちろん、人も機材も費用もかかりますから、何でも開けばいいという話ではありません。それでも、いつもは通り過ぎるだけのロビーが、この夏、町でいちばん熱い場所になった。公共施設の使い方として、これは覚えておく価値のある一件です。

選手たちへ

三回戦です。

応援している私たちが言えることは、多くありません。ただ、阿見町にある高校が、茨城県代表として甲子園で戦い、学校の歴史を一つ更新した。それを、この町にいながら見せてもらっています。

十分すぎるほど、誇りです!

相手は強い。でも、それは向こうも同じことを思っているかもしれません。ここまで来た力を、そのままぶつけてきてください!

思い切り、やってきてください!

16日、また一緒に

四度目が決まりました。

【夏の甲子園3回戦 パブリックビューイング】

  • 日時:8月16日(日)午後3時開場/試合開始 午後3時30分/午後6時終了予定
  • 会場:中央公民館 1階ロビー(阿見町若栗1886番地1)
  • 申込:不要
  • 定員:50名

※駐車場に限りがあるため、徒歩や自転車、乗り合わせでの来場に協力してほしい、と町から案内が出ています。 ※問い合わせ:阿見町教育委員会生涯学習課スポーツ振興第一係(029-888-2526)

定員は50名。決勝の日に集まったのが30人ほどでしたから、ベスト16まで来た今回は、埋まることも十分ありえます。行くと決めたなら、少し早めに。私も伺えるよう予定を調整しています。あの場所で、町の皆さんと一緒に声を出したい。

そして、この夏に生まれた「みんなで観る場所」の作り方は、今回きりにするにはあまりにもったいない。開催の判断、会場確保、放映、人員配置、周知、当日運営。今回どこがどう動いて、何にいちばん時間がかかったのか。町ときちんと振り返っておけば、次に同じ機会が来たときの初動は、もっと速くできます。

一過性のイベントで終わらせるには、惜しすぎる経験です。町のノウハウとして残せないか、動きます。

16日、午後3時30分。

夏は、まだこれからです!!!

ご意見・激励等ございましたら、気兼ねなくおっしゃってください!
ご覧いただきありがとうございました。 阿見町の筧田がお送りしました。

参考資料

 

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