こんにちは!
簡潔屋の 筧田 聡 です。
ご覧いただき、ありがとうございます!
今回は、なぜ機械工学科を専攻したのか、機械工学はぼくにどんなチカラを与えたかについて話したいと思います。
なぜ機械工学を専攻したのか
ぼくの父は、油圧機器メーカーの実験室でずっと働いていました。
実験室では、自分でどの値を取るのか、実験装置はどうするのか、
といったことを考え解決し、データを取るという仕事だそうです。
そんな父は、お家では何でも屋さんでした、
テレビが壊れた時、レンジが壊れた時、冷蔵庫や洗濯機、こたつ、ぼくのおもちゃが壊れた時。
家庭で壊れたもののほとんどを直す姿を、幼いころから見ていました。
何でも解決しようとする父、なんでも解決してしまう父でした。
そしてぼくの好奇心に対して、ものごとの原因や様々な自然現象についてしっかりと答えてくれていました。
そうやって父から様々なことを学んできたぼくは、
小学校の卒業アルバムで同級生からぼくに向けたコメントとして、
『もの知り』という結果を生みました。
“物事の本質は工学にある”
中学生の頃のぼくは、既に、そういうイメージを持っていました。
高校では、順調に理系に進みました。
その後、機械工学科として環境の良い大学を選択しました。
高校の時に、機械工学科からどんな針路があるのかな?と考えていた時に、やっぱり物事の本質に関われる仕事がしたいと考えて、『造船』か『金型』という業界に興味を強く持っていました。
どちらの業界も、自前で客先要望から設計、製作、組み立て、検査、出荷、アフタフォローまでできる力を持っています。
就活の際には、業界の中で、全ての業務を行っている会社に行こうと決めていました。
実際の就職先では、精密金型の設計士として、ものづくりのすべての流れを把握することができました。
“ものづくりは、創造することで問題を解決する仕事”
ものづくりは、すべての業界につながっています。
出版でも、放送でも、ケーキ屋さんでも、農家でも。。。すべては工学に基づいて動いています。
機械工学を通じてぼくは、
論理的に考える力、問題を解決する力、夢をカタチにする力を身につけていきました。
ここで学んだことを根底に置き、しっかりと人の役に立ちたい、アドバイザーとして活躍していきたい。
ちなみに針路に迷っている高校生には、機械工学科をおすすめしています。
“より原則に寄り添った考え方を身につける機械工学科”でしっかりと学べば、どこでも通用する人間になれると、私は信じているからです。