はじめに
LGBTQとは
LGBTQとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)、QueerやQuestioning(クイアやクエスチョニング)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称のひとつです。 [引用: 東京レインボープライド]
導入
私の周りにもLGBTQの方や自身のジェンダーに悩んでおられる方がおられます。 その方たちと話になるのが、 ジェンダー議論が深まらない、 的を射ていないということ。 その理由として2つのことを私は考えています。
① 議論の場における当事者への尊重・忖度・プライバシー保護による伝えづらさ
② 伝えたは良いものの相手からの敵認定されてしまう
このような状況を踏まえ、 どうすればジェンダー議論を、 当事者と対立することなく前に進め、 話を深めることが出来るだろうか? このページでは、 ジェンダー議論を深めるための要点を方法としてまとめてみました。
ジェンダー議論を深める方法
ジェンダー議論を対立せずに進める前提として、 双方向が理解・敬意をもってコミュニケーションをとることが大切です。
互いの視点を理解する
話し合いにおける最初のステップとして、参加者が互いに異なる視点や経験を認識し理解することが大切です。異なる経験を尊重するために、オープンマインドで接しましょう。
穏やかな表現で相手の話を伺う
ジェンダーの多様性を反映した包括的な言葉遣いを心がけることで、議論がより対話的なものになります。質問する際も、相手の経験・感情を尊重する形で、回答に制約を設けないオープンな質問を心がけましょう。排他的・偏見に満ちた言葉遣いは避けると共に、 攻撃的・批判的でない方法で相手に伺う姿勢が、対話には必要です。
基礎知識の共有
参加者がジェンダーに関する基本的な知識を持つことは、本質的な意味ある議論をする前提です。ジェンダーにまつわる社会構造や現状を共有・確認することから始めることが大切です。
ファシリテーター役を設け、 共通の目標を設定する
対話の場を設ける際は、 バランス良い議論が行われるよう、 中立的なファシリテーターやモデレーターとしてまとめ役・進行役を設定することが効果的です。
また対話の中で共通のゴールを設定し、それに向かって進めることで、参加者のモチベーションと集中力を高められます。
感情を認識する
ジェンダー関連の話では感情が高ぶってしまう内容もあると思います。 参加者自身が自分の感情を認識し、 怒りや拘りを相手にぶつけないよう気をつけることが大切です。また他者の感情的な反応にも寛容的であることが求められます。
まとめ
以上のような点に気をつけていきましょう。 お互いに尊重し合う中で、 ジェンダーに関する議論が行えれば、 問題解決に向けた建設的な話となります。対立を乗り越え、多様性を認め合う姿勢が必要不可欠です。
以上、 今回もありがとうございました! 追記事項・修正案・ご意見がございましたら、 ぜひコメントをお願いします! 筧田 聡でした。