どうもこんにちは!
阿見町の 筧田 聡 です!
このページは2026年4月2日に行われる阿見町新任職員向け研修【科目:阿見町の観光】の補助資料となります!
※ ’23年4月4日・’24年4月2日に行われた同研修でも使われましたが、 最新版となっております!
本日の流れ
16:40 役場商工観光課による挨拶
16:42 講師紹介、 この研修の目的と課題
16:45 阿見町の観光とその連携について (会長 安部より)
17:05 「観光客が求めているもの」 とは?
17:12 まとめ、 質問
17:15 終了
この研修の目的
私たち阿見観光ガイドにとっての目的は、
新任職員の皆さんに阿見の観光を盛り上げる仲間になってもらうこと。
ここにいる役場職員の皆さんの目的は、 今後の業務に活かすべく、
阿見の観光を知るだけでなく実態や関係者の姿勢を学ぶこと。
そして…… 地域価値を言語化し、行政施策に接続できる職員になること。
この研修の課題
① この研修の中で「印象に残ったキーワード」に対して意見・考えを書き出す
② この研修を終えて「感想」「気になったこと」「詳しく知りたいこと」を書き出す
「今回の研修」という枠に囚われなくてもOK。 幅広く観光について「気になったこと」「詳しく知りたいこと」を、書き出してみる。
③ 最後に「質問する」or「感想を言う」
※質問する力はとても大切です!
講話|阿見観光ガイド 会長 「安部 次男氏」
空都 (戦前) → 軍都 (戦中) → 住都 (現代)

何故これだけの教育施設があるのか、次の世代へ伝える責任がある。
彰往察来とは?
山本五十六と阿見
筧田の観光話

・最初に 事業者・起業家『 筧田 聡 / かけひだ さとし 』の紹介
・次に筧田が幹事を務める 阿見観光ガイドの紹介
・茨城県・Zekkei主催「いばらきフォトコンテスト」の審査員(2018年, 2019年)
観光の起点:「観光客が求めているもの」 とは?
「観光サービス業は観光客に何を提供してきたのか?」
この問いを観光客視点に変えて、
「観光客は観光サービス業に何を求めているのか?」
という問いです。 これは観光の本質に触れるものだと思う。
観光客が求めているもの ↔ 売れている観光サービス
= 「持ち帰れる話題」
結局、 観光の仕事って、人々に 「持ち帰れる話題」 をお渡しすること。
Q. 最近行った観光地から持ち帰ってきた話題を思い出してみて
ヒント:他者に自慢したり、 紹介したりする話。
持ち帰れる話題例
豊富な自然景観
食べ物
さつまいも

そばとれんこん
二所ノ関部屋

盆栽
神社

飲食店

おはようございます!
— 阿見町なら… 筧田 聡 ❀ かけひだ さとし (@kakehida) March 4, 2024
いつもありがとうございます✨
先々週、 お世話になっている
地元 #阿見町 吉原の #とき和 さんにて
日本酒を飲み比べしてまいりました🍶
とき和deアヒージョも美味しかった(*´艸`)
本日は少し寒空ですが、
素敵な火曜日となりますように🎉 pic.twitter.com/ISWnsUFFB9
霞ヶ浦

知名度のある観光スポットの状況
予科練平和記念館
来場者数(2025年で開館15周年)
関連:陸上自衛隊武器学校

商業施設
阿見アウトレット来場客数
観光の本質と構造
注意していただきたいのが、観光はイベント事業ではありません。
イベントは「一時的な集客装置」に過ぎず、
より上流にある 地域価値の設計 (Value Design) が重要であり、地域は 編集対象 です。
意図すべきことは、点(スポット) & 面(ストーリー) & 線(コース) を強化することです。
| 階層 | 定義 | 重点を置くべきこと |
| 点(スポット) | 素材・資源 | その場所・モノしかない「固有性」の抽出 |
| 面(ストーリー) | 文脈・意味 | なぜ今、この町を訪れる必要があるのかの定義(必要性創出) |
| 線(コース) | 動線・体験 | 交通、案内、回遊性確保 |
① 何があるか|素材・資源
■ 自然資源: 霞ヶ浦、農地景観、桜
■ 産業資源: れんこん、いちご、さつまいも、乳製品(メグミルク)
■ 歴史資源: 予科練、海軍航空隊
■ 現代資源: 教育機関集積、アウトレット、自衛隊
※いわゆる資源を、組み合わせ可能な素材群として扱います
② どう意味づけるか|文脈・意味
阿見のこれまでの時間軸を統合した意味づけ例
- 空都:航空隊の開隊
- 軍都:海軍関連施設の整備
- 住都:教育・医療や生活基盤の整備
③ どう届けるか|導線・体験
- ガイド → 戦跡案内、平和教育向けガイド
- イベント → 桜ウォーキング、予科練平和記念館&武器学校グルメツアー
※イベントは主役ではなく導線の起点(入口設計) - 導線 → 下記の「阿見❀さくら道」構想案を参照のこと
体験設計例1:阿見桜ウォーキング・史跡ウォーキング

体験設計例2:「阿見❀さくら道」 構想案
最後に
行政における観光とは……
地域の価値を外部に伝達し、関係人口・経済・アイデンティティを生む仕組み です。
そのため、目指すべきは、
「来訪者数」ではなく 関係性の質、 「単発消費」ではなく 継続的接点 です。
行政職員には、
「産業発展」「定住促進」「シビックプライド形成」「歴史継承」といった 様々な政策へ活用していただき、
観光現場との相乗効果が期待されます。
今後、より観光を地域で活かすために行政職員に求められるのは、
地域説明力、価値定義力、他部署接続能力 です。
補足
地域情報の調べ方──阿見の認識をアップグレードする
① 事前調査:ガイドブックを読む
まず公式観光ガイドブックで全体像を把握しましょう。
② ハード面:交通網を把握する
幹線道路・高速道路・鉄道・港など、地域へのアクセス手段を押さえることが観光設計の基本です。地図をよく見ることが大切です。

③ ソフト面:「〇〇だけ」を探す
阿見にしかないもの・日本一のものを把握する。戦跡(海軍の歴史・東洋一の飛行場)、立体感のある農業地域、時代別の歴史スポットなどが代表例。
④ 数字で把握する
来場者数・幸福度ランキング・市町村ランキング・SNS上の検索動向(ハッシュタグ分析)など、データで現状を客観的に見る習慣をつけましょう。
戦時中の様子:「軍都」を生きる 霞ヶ浦の生活史 1919―1968|2023, 清水 亮

👆戦前戦後の阿見町の発展の様子と住民の海軍・自衛隊に対する想いが良くわかる本となっております!
【 筧田のツーリズム研究 】(大学授業補助資料)
今回の話を受けて、 もう少し観光について知りたい・学びたいという方は……
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