『学ぶことは、自分の器を大きくします』
あなたが設定する目的の大きさは、あなたの器の大きさによって決まります。
器によって優先順位や行動が決められるため、自然とできる範囲も決まってくるのです。
知っていれば動けたこと、学んでいればできたことって、日常生活の中でよくありませんか?
ぼくはよくあります。例えば、テーブルマナーとか、自分の想いを短時間で伝えるとか、
できたら良かった。できたらもっと楽に進めた。
学んでいればよかったっていう話です。
さて、今回は、より良くより早く学ぶための“スタイル”と“イメージ”について考えてみましょう。
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『 “学習スタイル”はひとつではありません 』
しかし、僕が通ってきた小中高での学習スタイルはひとつしか認めれていなかったと記憶しております。
それは、“文を使って、話したり読んだり書いたりする能力によって学ぶ”というスタイルです。
僕は、学校以外での活動を通して気が付いたことがあります。
それは、この“文を使った能力”以外にも学べるスタイルはいくつもあるということです。
数学的な能力や身体能力、美的センスなど、自分にあった学習スタイルがいくつも見つかりました、
その時その時の、自分にあった方法で学ぶのが一番良いということです。
自分にあった方法とは、“自分がより早く物事を識別できる方法”ということです。
『あなたはどういう学習イメージを持っていますか?』
それは、1つを学んだら1つを理解するイメージでしょうか?
それとも、1つを学んだら1つ以上のことを理解するイメージでしょうか?
僕は後者のイメージです。
1つのことを学んだらいろんな事に使えると感じています。
学ぶとは、物事を識別すること、それらの違いを理解することです。
ぼくが例を挙げるならば、設計です。
元々は精密金型の設計を行っていました。
そこで学んだ設計手法や設計手順が、今日では人生や日常、プロジェクトの道のりを考えるのに使っています。
「今日、なにかのために学んだことは、他のなにかに使えないか?」
そんなことを考えるのが好きで、得意なのかもしれません。
そんな経験はありませんか?
例えば部活で、例えば家族の仕草で、読書や友達と話していて、
「これは使える!!」ってなることがありませんか?
これは1つのことを学んで、多くのことを理解するということです。
そんなことを日々考えていたところ、学習について同様の説明をしている本に出逢いました。
ロバート・キヨサキさんの『金持ち父さんの子供はみんな天才』です。
この本の中では『指数関数的学習』として伝えています。
“一つのものを二つに分けた瞬間、私たちは知性を増している。その二つを更に二つに分ければ、四つになる……こうして私たちの知性は増殖する”
指数関数的なイメージをもって学習していくことは、あなたの強さにつながります。
自分に合ったスタイルで、指数関数的に学んでいってください。
そうすれば、どんどん器が大きくなります。
そうすれば、どんどん大きな目的を目指すことができるようになります!